2010/01/30

明石氏の交渉2

 明石康「独裁者との交渉術」はおもしろかった。やはり相手を動かすには、相手のふところに飛び込まなければならない。あらためて感じます。彼は相手と交渉するためであれば、戦闘地域にも乗り込んでいきます。目的が和平にあれば、その軸はずれません。対してメディアは相手は極悪非道の独裁者だから、そんな奴らと交渉するのは弱腰だ、とくるわけです。

 さて、こういう話しは会社にもありますね。私たちは自分の邪魔になる人は、「わからずや」「バカ」「性格が悪い」と思えてきます。まあ、そうかもしれない。ところがそう思ったとたんに、話す気がなくなってしまいますから、結局何も変わらないとなる。

 相手を動かすには、目的を見失ってはいけない。仕事にも適用できることです。

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