2010/03/31

初職の影響

 キャリア発達に、初職の影響は大きいと考えられています。個人の成長、選択肢の多い少ないなど、様々な影響がありそう。
 この研究が面白いのは、卒業後2-3年に常勤職につけば、新卒採用と変わらないという点。すぐに就職できなかった若者にも、希望が持てるでしょう?
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis240/e_dis234.html

大学にて

 午後、大学に向かいました。引き続き、インターンシップを終えた学生と面談します。

 ここで、卒業生にばったり。明日の入社式に出席するため荷物を抱えたAさん。希望する会社への入社が叶いよかった。一昨年の授業であったBさんは、最終試験に臨むところ。外資系ですからこの時期ということもあるんですね。

 学生たちが前を向いて進んでいるのを見て、頼もしく思いました。頼もしくと言えば、昨夜メールをくれた佐々木さんも、苦労の末に内定を得たとのこと。おめでとう。うれしいですね。

 この時期、前を向けない気分の若者も少なくないでしょう。仕事がないのは、ほんとうに厳しいことです。でも、これは経済環境とか外部要因による部分が大きいのです。もちろん要領も悪かったかもしれません。しかし、あなたの人格までが否定されているわけではない!といってあげたい。そう信じていれば、いい出会いに近づけるに違いありません。

インターンシップは学生の学びにつながっているか?

 今週は、インターンシップを体験した学生のフォロー週間です。

 年々学生の雰囲気が変わってきます。落ち着きがないというか、多くのことに追われている印象。忙しすぎて、集中を書いている状態。そんな学生たちですが、実習後はそれなりの学びを得て帰ってくる様子です。顔つきが変わってきます。なんでしょう?やはりやり遂げた自信かな。忙しすぎるということは、中途半端ということでもあります。職場での実習は、短期であっても未知の世界を踏破した達成感があるのではないでしょうか。もちろん、働く姿勢、ビジネスのしくみなど、多くを知ることもできます。

 今日も学生たちの充実した表情に、心強く感じた1日でした。やってみること、やり遂げること。人に言われたことより価値ありますよ。