2009/08/14

電気自動車

 三菱自動車工業の"iMiEV"という電気自動車を試乗する機会に恵まれました。iMiEVは三菱が長年研究を続け実用化し、おそらく世界でもっとも早く量産する電気自動車です。

 ベースとなっているのはiという軽自動車。しかしその乗り味は全く異なるもの。驚いたのは高級なタッチです。動力のエンジンので、振動はほとんどなし。ステアリングホイールにもエンジンの変位を感じることなし(オリジナルのiも後輪駆動ですからエンジンの振動は手に伝わらないですが)。
 そしてなにより加速感のよさ。タイムラグがなく、自動車というよりもゲームセンターのマシンのようです。また音が静かなのでスピード感が少ないのです。

 これでフル充電なら100キロ走るでしょう。

 これだけの製品を市場に出した三菱自動車には、敬意を表します。製品としてのまとまり感は、組織的な努力の賜物でしょう。リコール問題で苦労した皆さんが、危機感からシナジーを産み出したと言えるのかもしれません。

 ぜひ他社にも早く電気自動車を!と申したいです。