2010/04/21

いよいよ混迷、基地問題

 予想通りの展開になってしまいました、基地問題。意思決定の難しさを学ぶケースとして、これ以上ないものになりそう。

 過去にさかのぼれるのなら、前任者の決定(実はもっとまえ)とはいえ、自分が頭を下げてお願いして歩いたら、すごいやつだといわれたかもしれません。今ではどうか。

 今日の報道では、徳之島の町長さんたちは死ぬ気でいます。私が彼らの立場だったら、ほんとうに死ぬまでハンストやるかもしれない。ことの重大さを本土の国民に知って欲しい。これは他の地域でもそうでしょう。

 カレンシーの交換で考えれば、こちらも命かけるんでしょうね。

 仕事の中で、自分も同じような立場に立たされるかもしれない。覚悟が問われます。

2010/04/18

迷えるフォワード

NHK「スポーツ大陸」でサッカー日本代表の玉田選手を紹介していました。玉田といえばワールドカップでブラジルから得点したフォワード。実家がうちの近所らしいので、サンフレッチェサポーターの私も、彼を応援しています。

 それにしても長年迷っているようですね。圧倒的に強いドリブル。ストイコビッチを感服させるテクニックが彼の持ち味。しかし、日本代表はパス回しで試合を作るスタイル。ドリブルかパスかで何年も悩んでいるようです。うーん、表情がよくないなあ。インタビューでもピッチでも、迷いが顔に表れている。

 このようなジレンマに直面することはしばしばでしょう。私も自分の強みを生かせない悩みを2年ぐらい感じていたことがありました。会社に押し込められるような感じ、歯車になるとはこういうことかと思ったものです。自分の顔もよくなかっただろうなあ。
 こうなると、周りの協力は得られにくくなりますよね。影響力は低下する。玉田もこんな状況にいるのかな。周囲のプレーヤーは玉田の意図がわからず連携も悪くなる。するとますます力を発揮できなくなる、と悪循環。

 玉田選手には自分を自由に表現したら、といいたいな。どこかで開き直ろうと。あれだけのテクニックが自由に発揮できれば若い選手にも負けないんじゃないか。加えてこれだけの迷いは若い連中は経験していないからね。がんばれ玉田!