2007/12/31

レシプロシティの原則2

 「影響力の法則」を支える主なコンセプトのひとつに、「レシプロシティ」があります。レシプロシティとは、「何かを受け取ったらお返ししなければならないと感じる社会的通念」のことです。たしかに、年末年始にご挨拶などいただいてしまうと、いそいで「お返ししなくっちゃ」と慌てたりしますね。これはレシプロシティがあるからなのです。そしてそのレシプロシティは、文明の度合いにかかわらず世界中のどこにでも見られる社会通念といわれています。
 このレシプロシティが人を動かす土台となっているというのです。

2007/12/19

翻訳のきっかけ

Influence without Authorityを翻訳するきっかけは、原書を読んで「これだ!」と思ったこと。すぐに著者に連絡をとったところ、即返信がありました。「君は何者だ?」そこで、私が本を読んで感動したこと、Cohen & Bradford両博士の教育プログラムの開発に関わったことがあることなどを説明しました。「それならいいだろう」OKをもらうのに、わずか1日。
このメールのやりとりに興奮したことを、昨日のことのように覚えています。
世界の現実は早い!あらためて気づかされたのでした。

2007/12/13

書評の反応

プロジェクトマネジメントのエキスパートである好川哲人さんが、書評を書いてくださいました。
翻訳者としては、出版の意図をよく理解していただいているのが、なにより嬉しいことです!本書が多くのプロジェクトリーダーのお役にたてることを願っています。

2007/12/10

レシプロシティの原則1

今回から『影響力の法則』の原書からの引用とコメントを、書き記していきます。

"Reciprocity is the almost universal belief that people should be paid back for what they do – that one good (or bad) turn deserves another. This belief about behavior, evident in primitive and not-so-primitive societies all around the world, carries over into organizational life. One form it taken in work setting is, "an honest day's work for an honest day's pay"."

よいことをすればよき見返りがある(レシプロシティ=返報性)という信条は、世界中どこにでもみられるそうです。レシプロシティは世界に共通する人間関係の原則といえます。そう信じているからこそ、組織の中でやっていけるのかもしれませんね。
出典 Allan R. Cohen and David L. Bradford, Influence without Authority

2007/12/02

書店の様子

 いよいよ発売になった『影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル』。この週末には、書店の店頭に並ぶはず。今朝9時の開店直後に、丸善丸の内本店を訪れました。どこに置かれているか・・・果たして1階入り口のすぐよこ。一番よい場所に、山のように平積みされていました!感激です。

『影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル』発売です

『影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル』が、いよいよアマゾンでも販売開始です。この週末から全国書店の店頭にも順次並びます!これから丸善丸の内店を見てきます。

2007/11/28

「影響力の法則」記者発表!

11月27日「影響力の法則」を記者発表しました。場所はザ・リッツ・カールトン東京!20名あまりのお客様にお越しいただきました!
この発表会では、新刊書『影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル』と「影響力の法則」セミナーを、併せてリリースしました。
ゲストのスピーチは、影響力のケースとしてすばらしく、ご臨席のみなさまには「影響力の法則」をイメージしていただけたと思います。これらのケースも、近くご紹介したいと思います。

2007/11/27

blogの再開

 今日「影響力の法則」を発表します。それにあわせてこのblogも再開。「影響力の法則」からみた、日常生活の「影響力」を記録していきます。