2011/05/18

再選挙

 以前取り上げた千葉県議会議員選挙、浦安選挙区。次の日曜日が投票日となりました。4月の選挙では立候補しなかった新しい候補者が出馬されてびっくり。民主、自民で分け合っていたところに、みんなの党の新人さんが出てきたのです。これが答えだったのか、と感心するばかり。結果的には、新人さんに準備期間を差し上げたようなものですよねえ(真意はわかりませんが、そう思われてしまうのは覚悟の上と思います)。
 浦安が液状化で被災したのは周知の通り。そんな大変な状況に、党首クラスで早々に浦安入りしたのはみんなの党の渡辺代表だけだったとか。恩義を感じない人はいないでしょう。原則が揺らぐのはやむを得なかったんじゃないかな。

 それにしても、こうして簡単に原則が揺らぐものなんですね。意識していなければ、大事なときに揺らいでしまいます。山本七平著『人望の研究』を読んで思った次第。(この本も食わず嫌いで読まなかったんですが、おもしろかった。また今度書きます)