2010/01/12

スパコンの意義

 今朝の新聞に、フランスの「情報処理技術者」が円周率の計算の記録を破ったとのこと(日本経済新聞)。これまでの記録は筑波大学がもっていたので、母校が破られたのは残念ですが、その桁数が2兆7千億と聴くと驚くばかりです。

 苦笑を誘うのは、この記録をだしたのが「通常のコンピューターに5個のハードディスクを増設」しただけの、まあパソコンだということ。対して日本はたいそうなスーパーコンピュータでの計算だったそうです。これはどういう事なんでしょう?例の事業仕分けで問われたスパコンの存在意義のこと、あらためて思い出しました。

 スーパーコンピュータの存在意義について、国民の多くが納得するカレンシーを示す努力が、学術側には必要なようです。

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