2009/10/13

新監督

 私は1974年ごろから広島カープのファンです。一時は強い時期があったものの、この20年近く優勝しておらず、ファンとしては残念な思いをしています。今年は新球場で、と期待したのですが、結果は5位で大いに落胆。

 カープはなぜ弱くなったか。私にはわかりません。でも感じることは、選手一人一人が自分のプレーに精一杯で、チームとして闘うまでいっていないこと。強いチームは、巨人しかり、日本ハムしかり、チームとしてプレーしていると感じます。だからプレーが泥臭い。泥臭いプレーに膝を打つ。弱いチームでも選手は一流です。プレーは美しい。しかし美しい分だけ、チームより自分になっているんじゃないか、なんて、知りもしないのに勝手に考えています。
 対照的に今年躍進したのは楽天イーグルス。これも見てもいないのに、成長したな、などと思うのは、野村監督の勝つ野球が浸透してきたに違いない、と想像させるから。実は、カープも強かったときは野村の教えを受けたといわれる古葉監督、が、野村に影響を与えた(といわれる)ブレーザーヘッドコーチとともに采配をふるっていました。勝つことをイメージさせ、そのための戦略を浸透させるのは、優れたリーダーの影響力のたまものでしょう。
 この差はビジネスにも通じるかな、どうでしょうか?

 カープには来年野村ちがいの野村謙二郎が監督として来るといわれています。逆にカープを去ったブラウンが楽天の監督になるとも。両監督には、きれいなプレーよりも、勝利への執着を見せてほしいものです。

 来年もカープを応援すると思います。

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