私は、ここ数年フランクリンプランナーを使ってきました。「7つの習慣」セミナーを受けたのがきっかけだったと思います。その前も「タイムクエスト」セミナーをきっかけに、何年か使っていたのですが、PALMかなにかのPDAにとってかわられたという経緯があります。しかし、セミナーを受けた日にPALMが壊れてしまい、「やはり紙か」と再開したのです。バインダーなど3つも買いました。またストレージ(保存箱)にいれると毎年箱がつまれていき、そろそろ10年でしょうか?それだけ、フランクリンを愛用してきたのです。
何が素晴らしいといって、週単位の時間管理と人間関係から優先順位を決めるフレームです。この2点は他の時間管理術には見られないもので、「ウィークリーコンパス」なるツールは、1週間の価値を高める上で欠かせないものとなっています。
ところが大きな難点は、1日2ページというリフィルの多さです。ストレージが増えるのがいよいよ気になってきました。そこで昨年は週めくりのタイプをはじめて選んだのですが、これも基本コンセプトを踏襲した素晴らしいもの。今年はさらにコンパクトにするべく、ワイヤーバウンドという、ワイヤー綴じの手帳タイプにしてみました。それでも中身は同じはず、今年からは保存がより楽だな、と期待していたのです。しかし、これはウィークリー(週めくり)でも全く別物だったのです。まず週間計画のページがなくなっていました。それから毎月のカレンダーの後ろにはいると思っていた週間のリフィルが、毎月のものと毎週のものがそれぞれまとめられていて、一緒に見られません。つまり、フランクリンのいう「価値観→長期計画→短期計画」の計画構造に対応していないのです!11月ごろ円が高くて「ついてる!」とばかりにまとめ買いしたのですが、この問題に気づいたときの失望たるや、がーん!という感じでした。ワイヤーを外して組み直しもしたのですが、思う形にはなりませんでした。これはまずいー。
ここからです。新たな手帳探しを始めたのは。フランクリンのリフィルも種類が減ってきているように見えたので、ここで他に乗り換えるチャンスかと思ったものの、他はみんな同じ。1週間管理と人間関係軸がない。うーん。そもそも、フランクリンを薄くしたくなったのは、Google Appsを使うようになったから。社内での共有を図るには、結局クラウドに頼らざるを得ない。ここで、フランクリンがやっちゃダメだという(フランクリンではすべてのパーソナル情報をプランナーに置け、というお約束になっています)、情報のバラバラ化が起こってしまっていたのです。ですから他の手帳も、Googleも、BlackBerryも、根本的な解決策になってくれない。
結局、不本意ながら今年はいっそうGoogleに依存する始末。書いて残すのは、Rhodiaのmeeting noteにウィークリーコンパスを挟んで使っています。でも、しっくりきていません。またフランクリンのに戻すか、どうしようか・・・。学生時代以来の友人、林徹哉くんもフランクリンから「ほぼ日」に変えるといってたよなあ。
あなたは今年どうしていますか?
2011/01/15
2011/01/04
初詣
例年、初詣は数カ所をまわります。カトリック教会の元旦のミサから始まり、千葉市花見川区の実家近くの神社など。こうしてそれぞれ参詣すると、生活と土地の繋がりを感じます。多くの神社は水害を防ぐとか、気候に恵まれるとか、農耕と結びついていると感じます。神様の怒りを鎮める意味があるのでしょう。昔も今も、農耕に従事する人は自然に対する畏怖の気持ちがあるのだと思います。企業経営者だって神仏に祈ります。早朝神社仏閣を訪ねると、必ずビジネスマンにで会います。彼らもどこかからは神仏に頼っているわけです。私は、最後は神頼みというのは実はある意味で合理的と考えています。努力はコントロールできても、結果はコントロールできません。努力でよい結果に近づけられますが、天気も景気も自分ではいかんともしがたいものです。神に祈るしかないでしょう。それでも、自分でできることがあるところは、コントロールを手放さない。結果を考えずに精進を続けるところに、実はよい結果がもたらされているのだと思います。
最後は成田山です。お不動様(不動明王)で有名。元は平将門の霊を鎮めるために京都東寺からお不動様が遣わされた、という言い伝えを聞いています。成田山が不動明王をお借りしている貸借料を、東寺に支払っているというのは、本当でしょうか。この成田山、首都圏でも明治神宮に次ぐ参拝者があり、3が日で300万人ですから大変な人出です。私は早朝向かい、今年1年を誓う護摩修行に参列しました・・・・。これで心もすっきり、新たな気持ちになります。
この成田山で、思わぬよい出来事が!境内で長嶋茂雄氏とすれ違いました。ミスターは千葉県佐倉市出身。そうか、成田山に来られるんですね。ミスター血色よくお元気そうでした。歩く姿はほとんど病気の後遺症を見いだすことができません。年明け早々、ミスターに会えるとは!今年はいいことありそうです。
みなさんにも、よいお年を!
最後は成田山です。お不動様(不動明王)で有名。元は平将門の霊を鎮めるために京都東寺からお不動様が遣わされた、という言い伝えを聞いています。成田山が不動明王をお借りしている貸借料を、東寺に支払っているというのは、本当でしょうか。この成田山、首都圏でも明治神宮に次ぐ参拝者があり、3が日で300万人ですから大変な人出です。私は早朝向かい、今年1年を誓う護摩修行に参列しました・・・・。これで心もすっきり、新たな気持ちになります。
この成田山で、思わぬよい出来事が!境内で長嶋茂雄氏とすれ違いました。ミスターは千葉県佐倉市出身。そうか、成田山に来られるんですね。ミスター血色よくお元気そうでした。歩く姿はほとんど病気の後遺症を見いだすことができません。年明け早々、ミスターに会えるとは!今年はいいことありそうです。
みなさんにも、よいお年を!
2011/01/02
松下幸之助歴史館
年末に松下幸之助歴史館を見学しました。松下氏について直接存ぜぬ世代。しかしコッターはじめ、世界が研究したリーダーにして、パナソニックの創業者です。私もいくつかの書籍とオーディオから氏の業績に触れさせていただいていますが、一度よく勉強したいものです。
初めて訪ねて感動したのは2点。氏が昭和の初めには松下電器を事業部制にしたことと、綱領をはじめとする哲学です。最近、発展とは拡大、分裂だと考えていました。つまり、全体の部分が高度に専門化していくので、組織は分裂していく。たとえば、細胞も繰り返し分裂した結果生命体になります。自動車のような製品もそう。ダイムラーの1号車と比べれば、現在のハイブリッド車は高度な技術の部品が数万集積したものです。科学もそう。そして企業組織も事業部制にしてエンパワメントしていけば、組織の高度化は加速するはずです。
しかし、高度に複雑化するほど、組織としての一体感をつくるのは難しい。一体感などいらないかもしれませんので、別の言い方をすればハイレベルの戦略を浸透するとか、ブランド価値を高めるという根拠が薄弱になりがちです。そこに綱領がある。現在でも毎朝朝礼で読まれ、自分の言葉で言い直す訓練をしているとは、さすが、というほかありません。こんなの当たり前、というかもしれませんが、そうそう80年も続けられることではないでしょう。
ベートーベンは、よい音楽には遠心力と求心力が同時に働く、といったことを行っていました。分裂と中心化を同時に進めていたというのは、80年前から大きな歴史の流れに逆らわなかったんだろうと。
とはいえ、1回訪ねて何がわかるだろうという奥深さ。歴史館を運営している方たちの視点も鋭い。勉強になります。また必ず訪ねます。
明日は、成田山に初詣に参ります。1200年の歴史を感じてきたいものです。
初めて訪ねて感動したのは2点。氏が昭和の初めには松下電器を事業部制にしたことと、綱領をはじめとする哲学です。最近、発展とは拡大、分裂だと考えていました。つまり、全体の部分が高度に専門化していくので、組織は分裂していく。たとえば、細胞も繰り返し分裂した結果生命体になります。自動車のような製品もそう。ダイムラーの1号車と比べれば、現在のハイブリッド車は高度な技術の部品が数万集積したものです。科学もそう。そして企業組織も事業部制にしてエンパワメントしていけば、組織の高度化は加速するはずです。
しかし、高度に複雑化するほど、組織としての一体感をつくるのは難しい。一体感などいらないかもしれませんので、別の言い方をすればハイレベルの戦略を浸透するとか、ブランド価値を高めるという根拠が薄弱になりがちです。そこに綱領がある。現在でも毎朝朝礼で読まれ、自分の言葉で言い直す訓練をしているとは、さすが、というほかありません。こんなの当たり前、というかもしれませんが、そうそう80年も続けられることではないでしょう。
ベートーベンは、よい音楽には遠心力と求心力が同時に働く、といったことを行っていました。分裂と中心化を同時に進めていたというのは、80年前から大きな歴史の流れに逆らわなかったんだろうと。
とはいえ、1回訪ねて何がわかるだろうという奥深さ。歴史館を運営している方たちの視点も鋭い。勉強になります。また必ず訪ねます。
明日は、成田山に初詣に参ります。1200年の歴史を感じてきたいものです。
2010/12/25
紀伊國屋書店 大阪本町店
紀伊國屋書店本町店(大阪)に、「影響力の法則」「Power Up」の大看板を出していただきました。入り口近くには、「影響力の法則」コーナーまでつくっていただいています。本町店はビジネス街のど真ん中にあり、読者層がぴったり。刊行当初から熱心に売っていただいているお店です。佐藤店長、村山さん、そして売り場担当の高澤さんには、「影響力の法則」を強く後押ししていただいています。
絶対数では首都圏ですが、人口比だと関西の方が売れているかも。関西、大好きです!
関西の方には、ぜひ一度お立ち寄りください!
(税務経理境界の大坪常務から、本町店の写真を送ってもらいましたので、追加掲載します)
絶対数では首都圏ですが、人口比だと関西の方が売れているかも。関西、大好きです!
関西の方には、ぜひ一度お立ち寄りください!
(税務経理境界の大坪常務から、本町店の写真を送ってもらいましたので、追加掲載します)
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