2008/07/31

膨大な情報

 今日のセミナー(とあるメーカーのプロジェクトリーダー研修)でお目にかかった方が、こういっていました。今の仕事は膨大な情報を抱えている。そのうち半分ぐらいは無駄なものかもしれないし、どれが役立つのかもわからない。だから、関係者で情報を素早く共有し、使えるものを組み合わせていかなければならない。なるほどね。そうして初めてプロジェクト成功の入り口に立つのでしょう。
 ここで自分の持っている情報を他のメンバーと共有するのは、やはりカレンシーの交換と言えます。こちらの情報を出す、かわりにあなたの情報をもらう。そうして、要求される高度な仕様に応えるための糸口を見いだす。この交換は、相互の理解を必要としながら、早く行われなければなりません。技術的な知識レベルとコミュニケーション能力、両方の高さが求められます。そしてもちろん、関係者に共通の目標と目的が、認識されていることが条件になるでしょう。逆にひとりで抱えていては、仕事になりませんね。自分の情報を開示することがカギになるだろう、とその参加者は言っていました。同感です。

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