今週末、MacBookAirを買ってしまいました。ようやく今日から本格稼働しつつある、というところです。この製品の是非についてはなんとも。3年間使っているPowerBookになんの不満もありません。コンピュータとIT関係の師匠で25年来の友人、林君は「やめておいた方がいい」と言っていたのですが、止められませんでした。「オレオレ詐欺」の類いにかかってしまう人が、銀行のATM前で警官に説得されても振り込んでしまった、という話が理解できます。
ここでの私の心理は簡単。この1年ずいぶんがんばってきた、それに比して報酬が少ない、もっと報われていい、これぐらいの買い物自由にできて当然だ・・・いや、これは理屈ではありません。衝動的なのです。こうなると、ストレスにさらされている会社幹部などが、BMWを買ってしまうのもわかる気がしました。首都高速を走っていると、なんとBMWやらMercedezやらが多いことか。これは「がんばっているオレ」に対する報酬かもしれませんね。Louis VuittonとかGucciもそうかな。
カレンシーの交換は、自分で穴埋めしてしまう、という形でも成立しているようです。景気後退で消費が停滞しても、やがてどこかで穴埋めが始まることでしょう。楽観的。
2009/01/22
2009/01/17
2009/01/15
ジョブズ氏の病気療養
AppleのCEOスティーブ・ジョブズ氏が、病気治療のため6月まで休養するとのこと。昨年からの健康懸念が裏付けされた形で、株価も10%下がりました。ほんとうにジョブズがすべてを仕切ることなどあり得ないでしょう。ですから彼が休養しても、退任しても、実質的なパフォーマンスに直接的に影響はなさそうですが。そうはいっても、今まで黙っていた人たちが、一斉に不満を述べたりする可能性はあるかな。カリスマのもとでは、がまんにがまんを重ねていた人が少なくないでしょうからね。このカレンシーの交換を見誤ると、後継者は苦労するはずです。
個人的にはAppleのファンなので、会社としてはイノべーションで発展してほしいところ。
ただいま翻訳中の「続 影響力の法則」では、アップルの社員のケースがでてきますよ。
個人的にはAppleのファンなので、会社としてはイノべーションで発展してほしいところ。
ただいま翻訳中の「続 影響力の法則」では、アップルの社員のケースがでてきますよ。
2009/01/13
離党する元大臣
渡辺前行政改革担当大臣が自民党を離党しました。麻生総理の改革逆行?を厳しく批判していましたね。彼は前職の時かなり難しい各党の改革や公務員制度改革、天下り禁止などに取り組んでいたと記憶しています。それがすべて反故にされた、というところがあったのでしょうか。
ちょっと違和感を感じるのは、まだ4ヶ月ぐらいなのに、もう麻生さんではダメだと断言していること。それで党内での改革を進めるのではなく、離党してしまうところです。氏の記者会見の様子はニュースで見ました。決意に満ちて、というよりもやむにやまれぬという印象を受けたのは、私だけではないでしょう。
ここは、レシプロシティで考えてみましょう。まず、彼の努力が無になったのだとすれば、これは大きなマイナスカレンシーです。そのお返しをするのは、理性を超えて自然なことと言えましょう。でも、もっと何かあったんじゃないのかな。これまでの積年の恨みみたいなものが。渡辺氏はお父上も立派な方だったような、すごい栃木弁の記憶のほうが大きいけれど、総裁にはなれなかった。父上が亡くなって、どれほどこの仕事を引き受けたかったか分かりませんが、おそらく担ぎ上げられてしまった。それで時間を掛けて覚悟を決めてきて、いよいよ大仕事をした。霞ヶ関から(たぶん)圧力を受けながらも、大なたを振るったわけです。ひょっとしたら、かなりのリスクもあったでしょう。ところが、現総理ときたら、彼の努力をいっぺんに帳消しにしてしまった。
以上はすべて推論です。でも、こういう力が働いていたとしたら、あのような辞め方も理解できます。理屈を超えた意思決定には、レシプロシティが無視できないと読んでおります。
ちょっと違和感を感じるのは、まだ4ヶ月ぐらいなのに、もう麻生さんではダメだと断言していること。それで党内での改革を進めるのではなく、離党してしまうところです。氏の記者会見の様子はニュースで見ました。決意に満ちて、というよりもやむにやまれぬという印象を受けたのは、私だけではないでしょう。
ここは、レシプロシティで考えてみましょう。まず、彼の努力が無になったのだとすれば、これは大きなマイナスカレンシーです。そのお返しをするのは、理性を超えて自然なことと言えましょう。でも、もっと何かあったんじゃないのかな。これまでの積年の恨みみたいなものが。渡辺氏はお父上も立派な方だったような、すごい栃木弁の記憶のほうが大きいけれど、総裁にはなれなかった。父上が亡くなって、どれほどこの仕事を引き受けたかったか分かりませんが、おそらく担ぎ上げられてしまった。それで時間を掛けて覚悟を決めてきて、いよいよ大仕事をした。霞ヶ関から(たぶん)圧力を受けながらも、大なたを振るったわけです。ひょっとしたら、かなりのリスクもあったでしょう。ところが、現総理ときたら、彼の努力をいっぺんに帳消しにしてしまった。
以上はすべて推論です。でも、こういう力が働いていたとしたら、あのような辞め方も理解できます。理屈を超えた意思決定には、レシプロシティが無視できないと読んでおります。
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