2010/05/23

デキ女子塾

 フェリス女学院大学で実施してきた、半年間の「デキ女子塾」を終えました。リーダーシップを発揮する女性を育成しようという趣旨。ここで言っているリーダーシップとは、なにもリーダーの役割をとらなかったとしても、集団のなかで責任ある行動をとれる大人を目指す、といった意味です。将来、地域、職場、家庭で責任あるメンバーとして、チームを支える若者に育ってほしい、というのが我々の狙いです。

 参加者に話を聴いてみると、サークル、ボランティア活動、アルバイトなど、日常生活での取り組み方が変わったのが印象的。人との関わり方が、受け身から能動的なものに変わると、協力者が増えて、仕事がスムーズに進むようになる。するといい成果が出るからおもしろくなる、というのです。そう、おもしろくなったら、それが自分の仕事だと思って、もっと深めていったらいいね。深めると、自信が感じられ、気持ちよく他人と話ができるようになる。そうして、もっとおもしろく仕事ができるようになる、でしょう?

 要するに、プログラムはきっかけに過ぎず、いかに日常で学べるかが大切。チャレンジとリフレクションと。

 このプログラムに参加した学生は、ちょっとつかんでますよ。企業もこういう学生がほしいんじゃないかな。あと1年半、この調子でがんばれ!

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