2010/04/15

若き技術者たち

 大学を卒業したばかりの若き技術者たちに会いました。機械工学、電子工学、化学など専攻の若者たちで、多くが大学院了です。例年博士号を持っているものも混じっています。ということは、10年近く大学の研究室で過ごしたものもいるわけです。

 そこで気づいたこと。彼らにとって企業に就職するのは、転職に近いものがあるということ。研究者から技術者への転職です。しかしそれに気づいていて、覚悟を決めているものは必ずしも多くない印象です。会社に入ると製品開発の一部分を、それも職人肌の先輩と組んで担当することになったりする。不本意に感じることもあるでしょう。大きな試練になるかも。

 早めに現実に向き合わせてあげたいところ。

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