ずいぶんご無沙汰してしまいました。
この間、影響力の法則セミナーを立ちあげました。これまで数十名の方に参加していただき、みなさんそれぞれに少しでもお役に立てただろうか、と振り返っています。
今週は、福井市のオレボビジネススクールにて、ケースリードをして参りました。現地のビジネスリーダーのみなさんが参加され、影響力の法則のケースをディスカッションするのです。みなさんのお話しをうかがっていると、やっかいな相手であってもカレンシーの交換を進めることによって、ものごとが動いていくのは、どのような状況でも同じと確信します。どれだけカレンシーを交換したかで、大きな仕事をするとき人が動くかどうかの差になると、あらためて思いました。
昨日は、私が週1回授業をしているフェリス女学院大学の建学の理念、For Othersについて、うかがいました。フェリス女学院は創立140周年を控えた、日本で最も古い女子教育機関のひとつです。For Othersは、創立後数十年を経て定まった理念とのこと。私はこの理念が、小規模な私学を継続させてきたのだと感じていました。おもしろいのは、この理念が意味するものです。いわく「他者のために」というよりむしろ「他者に向かって開かれていること」なのだとか。このお話を「影響力の法則」で説明すれば、これも他者に気持ちよくカレンシーを渡すことを示しているような気がします。キリスト教倫理的には、無償の愛といえるかもしれません。
2008/05/29
2008/02/06
日本経済新聞の書評をいただきました
日経で書評を書いていただきました。影響力の法則の本質を突いていただいているかなと思います。ありがとうございます!
この書評をいただいてみると、私たちとしては、単なる人心掌握術でなく、自分の知識や能力を活かすための戦略だ、と強調した方がいいな、と思います。
リーダーは自分の打ち出した目標を実現させることが、メンバーからすれば1人1人が持っている知識や能力を、組織を通じて現実化することこそ、課題であるはずです。それは他者が動くことによって、初めて実現するといっていいでしょう?言い換えると、自分自身を世界の中で活かすには、人を動かさなければならないのです。
影響力を発揮することには、そんな意味があると思っています。
それにしても日本経済新聞の威力は大きく、書評がでてからよく売れているようです。
2008/02/02
アラン・コーエン
2008/01/31
「影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル」が 「ビジネス書の杜」2007年Award受賞!
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