2008/05/29

再開

 ずいぶんご無沙汰してしまいました。
 この間、影響力の法則セミナーを立ちあげました。これまで数十名の方に参加していただき、みなさんそれぞれに少しでもお役に立てただろうか、と振り返っています。
 今週は、福井市のオレボビジネススクールにて、ケースリードをして参りました。現地のビジネスリーダーのみなさんが参加され、影響力の法則のケースをディスカッションするのです。みなさんのお話しをうかがっていると、やっかいな相手であってもカレンシーの交換を進めることによって、ものごとが動いていくのは、どのような状況でも同じと確信します。どれだけカレンシーを交換したかで、大きな仕事をするとき人が動くかどうかの差になると、あらためて思いました。
 昨日は、私が週1回授業をしているフェリス女学院大学の建学の理念、For Othersについて、うかがいました。フェリス女学院は創立140周年を控えた、日本で最も古い女子教育機関のひとつです。For Othersは、創立後数十年を経て定まった理念とのこと。私はこの理念が、小規模な私学を継続させてきたのだと感じていました。おもしろいのは、この理念が意味するものです。いわく「他者のために」というよりむしろ「他者に向かって開かれていること」なのだとか。このお話を「影響力の法則」で説明すれば、これも他者に気持ちよくカレンシーを渡すことを示しているような気がします。キリスト教倫理的には、無償の愛といえるかもしれません。

2008/02/06

日本経済新聞の書評をいただきました

 日経で書評を書いていただきました。影響力の法則の本質を突いていただいているかなと思います。ありがとうございます!
 この書評をいただいてみると、私たちとしては、単なる人心掌握術でなく、自分の知識や能力を活かすための戦略だ、と強調した方がいいな、と思います。
 リーダーは自分の打ち出した目標を実現させることが、メンバーからすれば1人1人が持っている知識や能力を、組織を通じて現実化することこそ、課題であるはずです。それは他者が動くことによって、初めて実現するといっていいでしょう?言い換えると、自分自身を世界の中で活かすには、人を動かさなければならないのです。
 影響力を発揮することには、そんな意味があると思っています。
 
 それにしても日本経済新聞の威力は大きく、書評がでてからよく売れているようです。

2008/02/02

アラン・コーエン


 先日、事業創造大学院大学の招きで、「影響力の法則」の著者のひとりアラン・コーエン博士が来日されました。同大学院がエグゼクティブプログラムの実施にあたり、コーエン博士が所属するBabson Collageと提携したためです。
 この機会に、私もアランと会い、影響力の法則について話し合いました。日本でも大いに必要とされるていることが確認できた様子。書籍の販売も好調であると聞かされ、喜んでいました。
 これは、丸善丸の内本店でのコーエン博士。ご機嫌です!

2008/01/31

「影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル」が 「ビジネス書の杜」2007年Award受賞!

 「ビジネス書の杜」で2007年Awardをいただきました!
 このAwardは、年間300歳以上のビジネス書を読むという「ビジネス書の杜」主宰者好川哲人さんが、2007年のベスト、と評価してくださったものです。ありがとうございます!
 多くの日本のリーダーのお役に立てるだろう、との期待はは、ますますふくらんでおります。おかげさまで、これまでにも多くの方に読んでいただきました。
 2月18日に記念講演?があります。
ご興味のある方は、こちらをご覧ください。